私にみえている世界

こんにちは。

ゼロ 感想

お疲れ様です。yasusususuです。

 

Hatena BlogのUIが変わりましたね。もともとシンプルでスタイリッシュなUIでしたが、さらにシンプルになり記号的で良いですね。

AppleのOSアップデートでもiphotoやカメラロールに代わり登場した「写真」アプリも特に機能制限をすることなくシンプルなUIに変更することに成功しています。

Apple同様、Hatena BlogのUI変更の無駄に切り込みシンプルさを追求する姿勢が好きです。

 

堀江貴文著「ゼロ を読みました。

発売時から気になっていたものの、そのとき買わなかったので今になりようやく読みました。気になるものは気になるときに買わないと(しばらく)買わないということの一例ですね。

 

概要

ゼロ とは、人生においていくら所謂どん底という状況に置かれても、決してマイナスになることはなく、そこからプラスに転じていくことができるという堀江さんの人生哲学だと思います。

堀江貴文とはどういう人間なのか。ライブドア事件当時、堀江さんがホリエモンとして一斉を風靡していたことは強く印象に残っていますが、私は、堀江さんを、理性的で人間味を表に出さない人と捉えていました。

既得権益に切り込んでいく彼の姿は、当時高校生だった私には、とてもカッコよく映っていたのですが、その歯に衣着せぬ物言いは、反感も買ったようです。法律違反が発覚した後のメディアの論調などに明らかでしょう。

堀江さん自身も世間の反感を当然認識しておられたようですが、あえて反論等を行うことをしなかったとのことです。その必要性を感じなかったからだそうです。

 

そんな堀江さんですが、実刑判決を受け懲役刑に処されていたとき、自分を表現するということについて、必要性がないという考え方から一定の必要性を認める考え方に変化していったそうです。

そこで、本書では、これまで語られなかった堀江さんの少年時代からライブドアを起業するまで、そして刑務所での出来事が、堀江さんの主観をしっかり表現する形で記されています。

 

雑感

本書には、堀江さんの仕事観が随所に表現されています。

どんなにたくさん勉強したところで、どんなにたくさんの本を読んだところで、人は変わらない。自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。 

堀江さんは、東京大学に在籍していたとのことで、理論派、理論を重視する人だと思っていました。もちろん理論を軽視しているということはないのですが、本書に現れる堀江さんという人はどこまでも実践の人でした。

 また、

ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。

ヒマがあるからこそ、そんなどうでもいいことを考えるのだ。

独房での僕も、消灯前後から就寝するまでの数時間は、とにかく苦痛だった。少しでも油断すると死のことが頭をよぎり、あの発作を起こしそうになった。 

もし、あなたがポジティブになりたいというのなら、やるべきことはシンプルである。うじうじ悩んでないで、働けばいい。

堀江さんは、大要充実した時間・生というものは、全力で駆け抜ける中から生まれると述べています。

物事に一生懸命取り組む。何かに没頭しているときというのは、人生が充実していない、私は不幸であるなどという余計なことを考える余裕もないので、上記のことは、よくわかります。

ただ、多くの人が毎日働いているわけですが、その中でも人生に充実感を持っている人というのは私にはあまり多いようには思えません。堀江さんの言によれば、働いてれば充実するのではないのか。なぜなのか。

つまり、仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。 

仕事に没頭した経験がない、無我夢中になったことがない、そこまでのめり込んだことがない、それだけの話である。

大変スッキリした回答が本書から得られます。働かされている、給料をもらっている、そうした没頭からは程遠い快感を積極的に得ようとしていない態度からは、仕事は好きになれないということ、そういう趣旨だと思います。

本書では、没頭しやすものとしてゲームやギャンブルの例が挙がっており、堀江さんの理屈だと、没頭するために必要なのは、快感であるということです。

 

つまり、仕事に快感を見出す方法を考え作り出していけば、仕事に没頭でき、充実した人生を送れるということでしょうか。

処世術として心に留めておきたいと思いました。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく