私にみえている世界

こんにちは。

ニーチェ先生 感想

お疲れ様です。yasusususuです。

  

本日紹介するのは、最近3巻が発売されたニーチェ先生です。

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 3

 

※以下ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

松駒 (@matsu_koma)さんのツイートが元になった作品です。

勤務するコンビニの同僚やお客さんの言動をつぶやいたところ、これらが大人気となり漫画化する運びになったとか。

 

日々お客さんや同僚たちを成仏させることを信念としていると思われる仁井智慧(にいともはる)とお客さんや同僚とのシュールなやりとりを描いたコメディ作品です。

例えば、

・タバコを購入していく態度の悪いお客さんに嫌悪感を示さなくなった仁井に理由を聞いた松駒に対する仁井の「1箱だと110分それだけ戒名料をいただける日が近づくと考えたら気持ちに余裕が生まれました」*1

・お客さんの方にきちんと向き直って挨拶することを褒めた松駒に対し仁井は、「強盗や不審なお客様に対する先制攻撃という気持ちを胸に挨拶に努めていますので」

 

などといったクスッとくる言動をまとめた作品です。

仁井だけでなく、松駒をはじめとしたその他の登場人物にもひとくせもふたくせもあり、面白いです。

 

 

この手のシュール系の人気コメディ作品として坂本ですが? がありますが、なぜこういった作品は売れているのでしょうか。

私は、漫画史に詳しくないのですが、私の知る限り、こういった作品は過去にあまりなかったと思います。しかし、今までになかったタイプだからといって売れるわけではないでしょう。

では、なぜ売れているのか

それは、これらの作品の登場人物のセリフが、空気を読むことに疲れた現代人の頭の片隅にあり、言ってみたいけど言えないことを言うという意味で盲点をついており、かつ、その発言が単に過激なものや意味のわからないものではなく、筋の通った、しかしいやらしくないものであり、それゆえ現代人の心に響くからだと思います。こんな人こと言う人いそうだけど、実際にはこんなこと言わないだろう、でも、言ったらどうなるんだろう。こんな興味を漫画を通して実現している点が人気を集めてるのではないでしょうか。

 

 

*1:仁井は僧侶志望であり、タバコを1本吸うと5分30秒寿命が縮むことを前提にしています。