私にみえている世界

こんにちは。

クズと金貨のクオリディア 感想

お疲れ様です。yasusususuです。

 

私は、渡航先生のやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。シリーズが好きで続刊を購入し続けています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)

新品価格
¥680から
(2015/2/15 21:49時点)

私の利用する電子書籍ストアまとめにてご紹介した、hontoさんでこのシリーズを買っていたのですが、hontoさんにもamazonさんの如くこちらの商品もいかがですか?機能があるようで、ある日hontoさんから渡航先生の新作紹介メールが届きました。

私は、すぐにhontoストアに行き注文をしようとしました。

しかし、なぜか電子書籍版がない!仕方ない、紙媒体を買おう、そう思ったのですが、届くまで待ちきれない。そこで、ジュンク堂で買ってまいりました。

クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫)

新品価格
¥648から
(2015/2/20 07:50時点)

※以下、ネタバレを含みます。苦手な方はお引き取りください。

 

 

 

クズと金貨のクオリディアは、渡航先生と、さがら総先生の共同作品で、2015年を盛り上げるクオリディア・プロジェクト(http://dash.shueisha.co.jp/qualidea/index.html

)の旗揚げとして世に出た作品のようです。レーベルを越えて広がるプロジェクトってどういうことですか…紙媒体も越えて欲しかった。

なお、クオリディアの意味は分かりかねます。google大先生も答えをご存知ないようで、qualityとideaを掛け合わせた造語と理解しておくことにします。

 

さて、共同作品ということで、どういう形になるのか全く予想がつきませんでしたが、主要登場人物2人の目線でみた物語を、交互にそれぞれの作者が書き分けるという形式をとっていました。具体的には、渡先生が、男性キャラクターの久佐丘を、さがら先生が女性キャラクターの千種を担当し、文体やフォントまではっきりと分けてあり大変新鮮でした。

 

多くの登場人物の目線から一つの物語を描いていく形式は、よくある(例えば、比較的最近の作品だと、湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」、朝井リョウ「スペードの3」等)方式だと思うのですが、別々の作者が、交互に描いていくという方式は、私には新鮮でした。

 

男性キャラクターの久佐丘は、いわゆるやれやれ系、女性キャラクターの千種は、性格の悪い毒舌美少女系というラノベによくあるキャラクター設定で、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は好きです。

渡先生の独特の「…まである。」「Aは、Bであり、BはCだという。俺Bじゃん、俺まじC過ぎる。」のような言い回しは健在で、渡先生の本を読んでいるという安心感がありました。

 

さがら先生の作品は拝読したことがないので、コメントは控えます。アニメ「変態王子と笑わない猫。」は観ましたが、その作品との共通点のようなものは見出すことができませんでした。そもそも話をあまり覚えていな…

 

話は、美少女千種が学校で行う「わたし金融」に関わる問題に久佐丘が巻き込まれ、やれやれとやっているうちに、千種に訪れるピンチを久佐丘が俺ガイルのヒッキーばりの理屈で有耶無耶にして解消する…というこれまた安心感のあるものです。

渡先生の描く口論の展開の仕方が私は好きです。

 

ピンチを救った後に、サプライズがあるので、そこまで読み進めれば、スッキリできると思うのですが、そこに至るまでの展開はほとんどなくわりと平坦です。

 

また、「私の考えるラノベ」らしくないシーンが描かれていて、私としては、こちらの方が驚きでした。

おそらくこの作品で、「わたし金融」に関するお話はおしまいなのでしょうが、今後のプロジェクトとしての話の広がりには期待しています。

 

なお、このブログを書いている際に、俺ガイル10.5巻が3月18日発売という情報に接したので、そこまではなんとか仕事を頑張ろうと思いました。 

keep-it-simple-on.hatenablog.com

 

 

追記(3月27日)

電子書籍版が発売されたようです。

クズと金貨のクオリディア 電子書籍版

hontoストアの半額キャンペーン(3月29日まで)でお求めになるとお得だと思います。

 

keep-it-simple-on.hatenablog.com

 

なお、kindle版はこちら。

クズと金貨のクオリディア (ダッシュエックス文庫DIGITAL)